こんにちは。
パニック障害専門カウンセラーの三木ヒロシです。
「ぐっすりと眠れず疲れが残る」
「普通に寝てもいつも早く目覚めてしまう」
「途中で何度も起きてしまいぐっすりと眠れた感じがしない」
などなど、睡眠についての悩みごと、困りごとは多いものです。
ぐっすり眠りたい、心地よく朝まで熟睡したい、というような理由で睡眠薬を服用される方もいますが、実は睡眠薬は眠らせるものじゃないと知っていましたか?
今回は、睡眠薬の本当の姿、その効能などについてお話していきましょう。
目次
睡眠薬の本当の姿とは?
「睡眠薬」「睡眠導入剤」という言葉を見る限り、睡眠を心地よく誘ってくれてぐっすり眠れるというイメージがありますよね。
日本では睡眠障害と診断されて困っている人、悩んでいる人も多く、病院から処方されたこれらの薬を飲むことは多いでしょう。
ですが、「睡眠薬」「睡眠導入剤」を服用しているにも関わらず、眠りが浅い、ぐっすり眠れていない、疲れが取れない、など良く耳にします。
「睡眠薬」「睡眠導入剤」を服用しても良い睡眠がとれないというのにはちゃんとした理由があるんですね。
まず、「睡眠薬」「睡眠導入剤」の本当の姿についてお話しますが、これらは、
心地よい睡眠に誘うものではなく気絶させるためのもの
なんですね。
基本的に服用している「睡眠薬」「睡眠導入剤」は気絶薬でして、気絶させて意識を失わせるものです。
ですので朝起きたとき疲れは取れていませんし、気絶させる効能が切れたら目が覚めてしまうんですね。
「睡眠薬」「睡眠導入剤」の服用は個人差がありますので一概には言えませんが、朝までぐっすり眠れて疲れも取れていた、という人はほぼいないのではないかな、と思います。
また、これらの薬は意識を飛ばして気絶させているだけですので睡眠が持つ効果、疲労回復効果や身体機能の回復効果、朝目覚めたときのリラックス感などは皆無です。
「睡眠薬」「睡眠導入剤」を服用すると睡眠がほぼ取れていない状態であり疲労回復してませんので、昼間活動していても不安感や怖さ、予期不安などが湧き上がるのは当然と言えるかもしれません。
とても大切なことですが、良質な睡眠を取る、朝までぐっすり眠るためには「睡眠薬」「睡眠導入剤」を服用するのではなく、理にかなった方法で眠りにつく必要があるんですね。
ここからは良質な睡眠を取るためにできること、方法についてお話していきましょう。
良い睡眠を取るためのできること4選
良質な睡眠を取り朝までぐっすり眠るための方法はいくつかあります。
薬のように身体に負担がかからず今日からできる方法は下記になりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
身体の疲れと脳の疲れを両立させる
良質な睡眠の多くは身体と脳、この2つが心地よく疲れたときに取れることがほとんどです。
例えばですが、昼間はデスクワークなどで頭を働かせ、夜は軽めのジョギングかウォーキングで身体を働かせる。
昼間は時間あるときに何かしらの勉強に勤しみ、夜は同じく身体を動かす。
また、誰かと何時間かお話する、おしゃべりすることでも脳疲労は起こりますので、最後は身体を動かしてみる、など。
お母さんであれば家事、育児、炊事でも身体は疲れますので、読書をする、勉強する、脳トレをする、育児や料理に関するブログを書いてみる、など何かしら頭を働かせると良いでしょう。
頭と身体、うまく疲れさせることで良い睡眠は確保できます。
夜の食事は腹六分目から七分目にしておく
夜の食事を腹六分目から七分目にする、もしくはあまり食べない、夜は食べない、というのも意外と効果があります。
なぜかというと、食事をすると胃腸が働きだし消化吸収に活発になります。
胃腸が食べ物を分解して体内に吸収するまで数時間かかると言われており、食事後の胃腸は休みなく働くことになるんですね。
胃腸が活発に動いている状態だと良質な睡眠は取りづらくなり、途中で目が覚めたりなかなか眠りに入れない、ということが起きます。
また、食事後は急激に眠くなってそのまま眠ることがあるかもしれませんが、これは食事をしたため身体が低血糖状態となることで起こる気絶状態です。
多くは途中で目が覚めてしまい、そこからなかなか眠れないということもありますね。
夜の食事は少なめに、というのも良い方法です。
眠れないからとスマホやPCは触らない
夜眠る前やなかなか眠りにつけないということで、スマホやPCなど触り、気を紛らわせることがあるかもしれません。
しかし、スマホやPCはある意味脳に強い刺激を与えますので逆に脳は興奮してしまい、余計に眠りにつくことができなくなります。
途中で起きるごとにスマホやPCを触っていたら脳はその分活性化してしまい、へたすれば朝方まで脳は活性化したままになってしまいます。
ベッドや布団に入ったらもうスマホやPCは触らない、という習慣をつけると良いですね。
身体に感謝を述べながら眠りにつく
「感謝」というのは誰かしらの相手に対して述べるもの、他人に対して使うもの、と考える人は多いものです。
しかし、自分の身体に対して感謝を述べていくと、身体は素直ですのでそれを受けとり、大きな安心感やリラックス効果が生まれるんですね。
眠りにつく前に安心感やリラックス感を感じておくのは大切なことですので、ベッドや布団に入ったら身体に感謝を述べていくのも良いでしょう。
例えばですが、
「私の頭、今日もたくさん働いてくれてありがとう」
「私の身体、今日もたくさん動いてくれてありがとう」
「私の内臓、今日もたくさん働いてくれてありがとう」
といった感じです。
感謝の述べかたは上記だけではなく、自分自身でピッタリするものがあればそれを使いましょう。
また、普段から昼間でも身体に対して感謝を述べることで身体は反応し、不安感や怖さなどが湧き上がりにくくなります。
感謝を述べるのはある程度の慣れが必要ですので、こちらもぜひ習慣にすると良いでしょう。
終わりに
今回は睡眠薬本来の姿について、そして良い睡眠を取るためにできることをお話しましたが、いかがでしたか?
睡眠薬や導入剤に頼ってしまうと良質な睡眠とはかけ離れてしまい、ますます良い睡眠が取りづらくなります。
上記であげた方法などを利用して、良い睡眠を取ってみてくださいね。
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