こんにちは。
パニック障害専門カウンセラーの三木ヒロシです。
「心理カウンセリング」は利用の仕方を間違えなければパニック障害の完治・改善に大きな力となり得るものです。
しかし、敷居が高く感じたり心理カウンセリングを受けるまでもない、というような理由から足が遠のいている人もいて、非常にもったいないと感じることがあります。
今回は、パニック障害の人がカウンセリングを受ける必要がある真の意味、そして心理カウンセリングの役割などについてお話していきましょう。
目次
心理カウンセリングがもたらす3つの効果
心理カウンセリングを受けたことがある人ならわかるかもしれませんが、心理カウンセリングを受けてみると心が軽くなったり気持ちが前向きになることがあります。
また、抱えている問題への対処や乗り越えかた、完治や改善への道筋など明確になることもあるでしょう。
心理カウンセリングの特徴なのですが、大きく分けて3つの効果があります。
それぞれの効果は心を癒し、積もり積もった苦しさやつらさを取り除き、気づきなどを与える役割を持っているものです。
ここからは心理カウンセリングを受けることで感じる3つの効果について説明していきますね。
カタルシス効果
まず1つ目の効果はカタルシス効果と呼ばれるものです。
これは主に「浄化」「癒し」というような意味があり、気持ちや心を楽にする、軽くするといった効果です。
心理カウンセリングを受けているとこれまでの様々なことを想起し、時として涙が溢れたり悲しみでいっぱいとなるなど、強い感情の波が押し寄せることがあります。
それは決して恥ずかしいことでもなく隠すことでもありません。
心理カウンセラーとの対話により身体が溜めていた感情を隠し切れなくなり、反応として涙や悲しみといった感じで表出されているだけなんですね。
そして、心理カウンセラーとの対話が終わったとき、沈んでいた気持ちが前向きになったり、心の奥がポカポカして心地よくなっていることがあります。
そのような、浄化作用を通して心穏やかな自分を取り戻し、前向きな1歩を歩く勇気を与えるのがカタルシス効果です。
バディ効果
心理カウンセリングの効果、2つ目はバディ効果です。
バディとは「仲間」「繋がり」というような意味であり、よくスキューバダイビングで使われる言葉ですね。
心理カウンセリングにおいてのバディ効果とは、孤独感からの解放や自分ひとりでは決してないという気づきを与える役割があります。
パニック障害はもちろん、心の病が発症すると家族や両親、友達、知人など周りからの理解がされず強い孤独に陥ってしまうことがあります。
誰も心からわかってくれない、理解を示してくれないといった、ある意味絶望的な気持ちとなり、ふさぎ込んでしまうことは多いものです。
バディ効果というのはそのような深い孤独の中から救い出す効果のことであり、心理カウンセラーという専門家が絶対的な味方であると認識できるものです。
人はあらゆる感情の中でも孤独感が一番つらく、それは場合によっては生きる希望さえも無くしてしまうものです。
しかし、そこに強い光を投じるのがバディ効果であり、ひとりではなく共に歩いてくれる存在に気づくことができます。
アウェアネス効果
そして心理カウンセリングの効果3つ目、それはアウェアネス効果です。
「アウェアネス」という言葉自体、聞きなれないかもしれませんね。
「アウェアネ」という言葉は主に「気づき」「自己理解」というような意味があります。
心理カウンセリングはある意味クライアントの心の深淵に触れていく作業です。
鏡を使えば別ですが、人は自分の顔を自分で見ることができないのと同じように、自分のことは自分ではなかなかわからないものです。
自分が理解できていない、わからないからこそ間違っている方向に歩いてしまったり、間違った選択をしてしまうんですね。
心理カウンセラーというのはいわば、鏡の役割でもあります。
心理カウンセラーと対話していくことで初めて自分の内面、わからなかったこと、知らなかったことに出会い、気づいていくことは多々あります。
そして、そのような自分がわかる、自己理解が進んでいくことでなぜパニック障害が発症したのか?どのようなことが本当の原因であり自分自身を苦しめていたのか?スルスルと理解が促されていきます。
そのような、鏡を見ているように自分に気づき、本来の自分がわかり、それを元にパニック障害の完治・改善への道筋も見えてくるのがアウェアネス効果です。
心理カウンセリングを受けていると、どこかの時点でここでお話した
・バディ効果
・アウェアネス効果
を感じることができ、それはこれからのパニック障害完治・改善において大きな役割を担うものです。
心理カウンセリングは自分自身との対話でもある
心理カウンセラーとの対話である心理カウンセリングは、自分自身との対話であるとも言えます。
心理カウンセリングを受けると自分の内面と向き合う機会がおのずと増えていきます。
心理カウンセリングを受ける前まで、自分の内面と向き合うことさえほぼないでしょう。
自分のことを考えてみたり、思ってみたり、感情に目を向けることはあるかもしれませんが、自分の心の深淵まで見ていくことはそうそうありません。
ですが、心理カウンセリングを受けていくと良い意味で自分の内面、心と向き合わざるを得なくなり、それにより様々な気づきが生じてきます。
そこに生じる様々な気づきこそがとても大切であり、パニック障害完治・改善へに方向性や道筋になっていきます。
自分の本当の内面を知る、理解する、向き合うことは無意識で怖いと感じることもあるでしょう。
ですが、先ほど述べた3つの効果が生まれることで安心感も抱くようになり、自分と向き合う勇気も生まれてきます。
これまで気づくことのなかった本当の自分自身、それにより見えてくる確かなパニック障害完治・改善への道のり。
勇気を持って心理カウンセリングを受けてみることで、予想以上の利益がもたらされるでしょう。
終わりに
今回は心理カウンセリングを受けることで引き出される3つの効果についてお話をしました。
たとえ専門家といえど知らない人に心を開き、あらゆることをお話するのはとても勇気が必要だと思います。
ですが、それを乗り越えて心理カウンセリングに足を踏み出してみることで見えてくる景色、世界は予想以上です。
パニック障害の完治・改善に向け、ぜひ心理カウンセリングへの扉を開いてみて欲しいと思います。
p.s パニック障害改善への近道を知りたい人はいませんか?
パニック障害の完治・改善が進んでいくのは2通りあります。その2通りとは、
・パニック障害の完治・改善まで遠回りしていくか
・パニック障害の完治・改善まで近道をしていくか
というものです。
私も過去に数回パニック発作の経験がありますが、その後はパニック発作が起こることはなくピタリと終わりました。
それはなぜか?
パニック発作が起きたとき、そのときはすでにパニック発作を解消させていくスキル、パニック障害に陥らない知識、どのようなことをおこなっていけばパニック発作を解消できるのか?を知っていたからです。
そして、そのような知識はもちろんですが、パニック発作に至るまで数回のカウンセリングを受けていたから最悪の事態にならなかったとも言えるでしょう。
個人の力では限界があることでも、専門家が寄り添い一緒に歩んでいくことで解決・解消できることは多々あります。
パニック障害の完治・改善まで遠回りせず、望むゴールにたどり着く方法として最適なのがパニック障害の専門家によりカウンセリングと言えるでしょう。
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本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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