身体の休ませかたを間違えるとパニック発作はしんどくなるというお話

 

こんにちは。

パニック障害専門カウンセラーの三木ヒロシです。

 

身体がしんどいときやつらいとき、身体をしっかりと休ませることはとても大切です。

 

特にパニック障害の人はしんどくても無理してしまう、ガマンして動いてしまうクセがあるので要注意ですね。

 

さて、実は休養の仕方、身体の休ませかたには2つの種類があり、それは体の状態によって分けて考える必要があります。

 

2種類あることを理解しておらず、片方のみの休養だと逆に身体が休まらず過敏になってしまい、最悪はパニック発作が引き起こされてしまうなど、メリットがありません。

 

今回は、パニック障害における身体の休めかた、休養の仕方についてお話していきましょう。

 

2種類の身体の休ませかたとは

 

疲れた身体を休める、休養の仕方には2種類ありまして、身体の状態によって使い分けることがとても大切です。

 

身体の休ませかたを間違えてしまうと逆に疲れが生じたり、身体が過敏になりパニック発作が起きてしまう可能性もあるんですね。

 

2種類の身体の休ませかたですが、

 

・積極的休養

・消極的休養

 

という2つになります。

 

身体や頭の疲れかた、心身の状態などは人によって様々であり、100人いたら100通りくらい違うものです。

 

ですので一口に休養といっても一概には言えず、どのような状態に当てはまってい?によって上記2つの休ませかたをしたほうがいいんですね。

 

では、ここからは2つの休養の違いについてお話していきますね。

 

「積極的休養」と「消極的休養」の違い

 

「積極的休養」と「消極的休養」の違いについてですが、これは主に身体のほうが疲れているのか?頭のほうが疲れている?によってどちらの休養が良いのかが変わります。

 

身体のほうが疲れていて疲労困憊の状態だと無気力になったりやる気が出なかったり、身体が重かったりと、何をやるにしてもしんどい状態になりますよね。

 

また、頭のほうが疲れていると思考力が分散されたり集中力が途切れがちになったり、注意散漫になったりと、実生活にいろいとな弊害が起きてしまいます。

 

身体に最適な休ませかたをするため、2つの休養について説明していきましょう。

 

積極的休養とは

 

「積極的休養」という言葉を見ると積極的に身体を休ませるようなイメージがありますが、実は逆です。

 

ここでいう「積極的」というのは積極的に行動しながら頭を休ませるというものです。

 

色々と考えたり計算したりと思考力を使う、脳を酷使すると時間が経つにつれて頭がぼーっとしてきたり考えがまとまらなくなる、といった経験はありませんか?

 

適度に休みながら、気分転換しながら頭を使い集中できれば良いですが、状況によってはそのようなことがままならない場合もあります。

 

人間の脳というのは身体の内臓のなかでも特にエネルギーを必要とする場所であり、脳を酷使して集中したり考えたりすると、酸素やブドウ糖などが欠乏し疲労困憊状態となります。

 

脳が悲鳴をあげ、もうこれ以上使えないとなったとき、例えばめまいがしたり頭痛がしたり、物事の判断が難しくなる、集中できない、という状態になります。

 

そうなるとある意味頭は使い物にならなくなりますので、散歩をしたりウォーキングをしたり軽いジョギングをしたりなど、積極的に身体を使い発散し気分転換をすることで徐々に脳機能が回復していきます。

 

たくさん頭を使った分身体を使うことで逆に脳は休まり、心地よい身体の疲労とともにリラックス効果も生まれます。

 

また、食べすぎはNGですが適度に甘いものを摂ることで疲労回復が促され、脳機能の回復にもつながりますので。

 

「なんだか今日は頭を使ったな」

「集中しすぎて頭が重いなぁ」

 

などと感じたら「積極的休養」をうまく活かし、脳疲労を回復させましょう。

 

消極的休養とは

 

「消極的休養」というのは言葉通り、身体をできるだけ使わずにゆったり過ごす休養のことです。

 

頭よりも身体である肉体を酷使すると足取りが重くなったり動くのがしんどくなったり、いつもは簡単にできる動きが鈍くなったりと、運動神経が弱まってしまいます。

 

特に肉体労働をしていたり一日中立ちっぱなしだったり身体を常に動かしていたりすると、数時間後には疲労が一気に襲ってきます。

 

あまりに身体が疲れすぎるとそれに伴い頭も働きずらくなりますので、色々と行動に制限がかかってしまうんですね。

 

身体、肉体的疲労を回復させるにはできるだけ身体を動かさず、気の済むまで寝たりゴロゴロしたり音楽など聴きながらボーっとする、身体を動かさない趣味に没頭する、お風呂に浸かる、といったことが大切です。

 

必要最低限に身体を動かすのは問題ありませんが、ウォーキングや軽めのジョギング、スポーツをするなどは身体がさらに酷使されてしまい最悪は痛みや吐き気など伴う場合がありますので、おすすめできません。

 

身体を動かすにしても簡単な家事、軽いお散歩、買い物、くらいが妥当でしょう。

 

「身体を動かすのもしんどい、クタクタだ」

「歩く足取りがとても重い・・・」

 

など感じたら「消極的休養」を上手に取り入れ、身体、肉体の回復に専念しましょう。

 

疲労が積み重なるとパニック発作は起こりやすくなる

 

頭を使い過ぎた、身体を酷使し過ぎたなど、疲労が積み重なり蓄積されるとパニック発作が起こりやすくなります。

 

頭であれ身体であれ疲労が溜まるというのは同時にストレスも溜まることになり、そのストレスが引き金となりパニック発作が起こるというサイクルが発生します。

 

ですので、できる限り疲労は溜めない、「積極的休養」と「消極的休養」の違いを理解して、その時々に応じた休養を取ることがパニック発作を寄せ付けないコツでもあります。

 

なんだか頭や身体が重い、集中力が無いなど疲労を感じたらその時点で無理をせず、今後の良いパフォーマンスのため今は休むときと自分に言い聞かせることが大切です。

 

終わりに

 

今回は身体の休ませかた、2種類の休養についてお話をしました。

 

海外でもとくに日本人は真面目であり勤勉、手を抜かない民族ですので、総じて疲労とストレスが溜まりやすくなります。

 

「休むときは休む、やるときはやる」

 

という言葉もあるくらいですので、自分のなかでしっかりとメリハリを持って日常を過ごすのが良いですね。

 

p.s パニック障害改善への近道を知りたい人はいませんか?

 

パニック障害の完治・改善が進んでいくのは2通りあります。その2通りとは、

 

・パニック障害の完治・改善まで遠回りしていくか

・パニック障害の完治・改善まで近道をしていくか

 

というものです。

 

私も過去に数回パニック発作の経験がありますが、その後はパニック発作が起こることはなくピタリと終わりました。

 

それはなぜか?

 

パニック発作が起きたとき、そのときはすでにパニック発作を解消させていくスキル、パニック障害に陥らない知識、どのようなことをおこなっていけばパニック発作を解消できるのか?を知っていたからです。

 

そして、そのような知識はもちろんですが、パニック発作に至るまで数回のカウンセリングを受けていたから最悪の事態にならなかったとも言えるでしょう。

 

個人の力では限界があることでも、専門家が寄り添い一緒に歩んでいくことで解決・解消できることは多々あります。

 

パニック障害の完治・改善まで遠回りせず、望むゴールにたどり着く方法として最適なのがパニック障害の専門家によりカウンセリングと言えるでしょう。

 

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本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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