マイナスな言葉でパニック障害は悪化する!?パニック障害が改善する適切な言葉遣いを解説します

 

こんにちは。
パニック障害専門カウンセラーの三木ヒロシです。

 

今回は、言葉の使い方を間違えるとパニック障害は悪化する、適切な言葉遣いについてお話ししていこうと思います。

 

言葉というのは怖いもので、普段何気なく使っている言葉も、クセになっている言葉も、マイナスな言葉をパニック障害は好みます。

 

逆に言うと、適切なプラスな言葉を使うことでパニック障害を撃退し完治改善に向かうことができます。

 

では、マイナスな言葉とはどういう言葉なのでしょうか?

 

ここからはパニック障害が悪化してしまいやすいマイナスな言葉を解説していきましょう。

 

どういう言葉がマイナスになるのか?

 

私たちは普段、会話の中でこれはマイナス、これはプラスといった事を意識しません。

 

ですが「言霊(ことだま)」という言い回しもあるように、古来から言葉には不思議な力が宿っているとされてきました。

 

言葉1つで体調を崩しメンタル的に落ちることもありますし、言葉1つで気力ややる気に溢れ、活き活きとした毎日を過ごすことも可能です。

 

では一体、どのような言葉が体調を崩し活力などを下げ、パニック障害を悪化させてしまうのか?見ていきましょう。

 

自分を傷つける言葉

 

「こんな私は生きる価値がない」

「私という人間はなんてダメなやつなんだろう・・・」

「誰の役にも立たないし消えてしまいたい」

 

など、このような言葉を自分自身に投げかけていませんか?

 

自分を卑下する、自分を傷つける、マイナスに陥らせる言葉はパニック障害が好む言葉であり、パニック障害があなたから離れることはありません。

 

なにかが原因で落ち込んでしまうとき、マイナスな言葉を自分に投げかけたくなるかもしれませんが、それは百害あって一利なしです。

 

マイナスなことを思ってしまっても口には出さない、または上手にプラスの言葉に置き換えるクセをつけることが大切です。

 

周囲を責める言葉

 

「私がこうなったのはあいつのせいだ!」

「私をこんなふうにした周りが悪い!」

 

など、自分の身の回りに対して責める言葉、暴言などはマイナスな言葉に該当します。

 

過去の体験や経験からパニック障害が発生することがありますが、それを振り返り周囲に対して責めても何も解決しませんし、むしろパニック障害はより定着します。

 

もちろん過去の体験や経験が苦しくてツラいものほど忘れることはできませんが、それでも後ろ向きになり周囲を責めるのではなく、前を向きこれからを見定めて進んでいくことが大切です。

 

愚痴などの言葉

 

普段生活していると、何かしらのできごとに対してイライラすることがあったりモヤモヤすることもあったり、色んな感情が動きますよね。

 

そういったイライラやモヤモヤをその場で吐き出せず胸にしまいこみ、話を聞いてくれる誰かに打ち明けてスッキリしたくなることもあるでしょう。

 

しかし、愚痴というのは吐き出すことで一旦は楽になりスッキリしますが、心の中から消えたわけではないので少し経つと思い起こしてしまい、再度イライラやモヤモヤすることも多々あります。

 

そして、そのようなイライラやモヤモヤもパニック障害は好む傾向にあり、そのストレスが元になりパニック発作が起こることがあります。

 

愚痴を誰かに言って一旦スッキリするのではなく、

 

「私はいまイライラしているんだ!イライラする権利が私にはある!」

「なんかモヤモするな、私はいまモヤモヤしているよね、モヤモヤしてもいいよ」

 

というように、あえて感じている感情に許可を出す、その感情を受け止めてあげると不思議なことに、その感情は小さくなり消えていくという習性があります。

 

これは「感情消化」というプロセスであり、また別途違う機会にお話しますが、愚痴を言うよりも感情を適切に消化させることが大切です。

 

不平や不満の言葉

 

不平や不満の言葉というのもマイナスな言葉に該当しますので、できる限り発しないほうが得策です。

 

上でお話した愚痴と同じように、不平不満を誰かに言っても後々思い起こし記憶からは消えませんので、感じている感情を許可する、受け入れるなど、できる限り感情を消化させていくことが大切です。

 

舌打ちなどをする

 

舌打ちは言葉ではないのですが、舌打ちもマイナス要因の1つに該当しますので、できる限りしないほうが良いでしょう。

 

舌打ちしたくなるほど嫌な感情が胸のなかにあるということですので、イライラや怒り、恨みなどどのような感情を感じているのか?探し出し、それに対して許可する、受け入れることで気持ちは楽になっていきます。

 

また、余談ですが舌打ちは運を下げるとも言われています。

 

運が下がってしまうことで色んな嫌なことが起こる可能性もありますので、舌打ちはしないほうが良いでしょう。

 

なぜマイナスな言葉がパニック障害を悪化させるのか?

 

「言葉がパニック障害を悪化させるなんて、そんな馬鹿な」

 

と考える、感じる人もいるでしょう。

 

先ほども少し述べましたが、言葉は「言霊(ことだま)」とも呼ばれ、本来はとても強い力を持っています。

 

海外の研究機関の報告でも出ているのですが、花や草木といった植物に対してある実験がおこなわれました。

 

一角にある花や草木に対して毎日暴言や嫌な言葉を言い続ける、もう一角にある花や草木に対しては愛情溢れるキレイな言葉を言い続ける、というものです。

 

それを毎日数週間おこなった結果、暴言や嫌な言葉を言い続けた植物は次々と枯れていき、精機を失っていったそうです。

 

愛情溢れる、キレイな言葉を言い続けた植物は青々とより生命力に満ち、グングンと伸びていったそうです。

 

実はコップに入れた水でも同じような実験がおこなわれ、やはり暴言を言い続けた水は組織が破壊されぐちゃぐちゃになり、一方キレイな言葉を言い続けた水はキレイな組織のままだったそうです。

 

これは研究機関の一例ではありますが、言葉というのはマイナスが多いとそれだけダメージが広がるというのがわかりますよね。

 

言葉は再度自分の中に落とし込まれる

 

マイナスな言葉をできるだけ避ける、言わないようにする大きな理由の1つに、

 

自分が発した言葉は耳を通して再度自分の中に入る

 

というのがあります。

 

発した言葉がただ口から出ていくだけなら問題ありません。しかし、発した言葉は再度自分の耳に届き、改めて自分の中に落とし込まれていきます。

 

落とし込まれた言葉は潜在意識(無意識)というところにたどり着き、潜在意識はその言葉を身体に染み込ませてしまうという性質があるんですね。

 

例えば、私は馬鹿で頭が悪いと毎日のように言葉にしていると、本当に頭の回転が鈍っていきます。

 

また、「私のパニック障害は一生治らない」というようなことを常に言葉にしていると、本当にパニック障害は離れにくくなります。

 

潜在意識というのは落とし込まれた言葉を実現させようとする性質があります。

 

ですので、マイナスな言葉を発すれば発するほどそれは叶いやすくなりますので、常日頃から自分の発する言葉には注意する必要があります。

 

マイナスではなくプラスに置き換える

 

日頃からマイナスな言葉を多く使っているのであれば練習が必要になりますが、発する言葉をプラスに置き換えることも大切です。

 

例えばですが、

 

私のパニック障害は治らない⇒必ず治る日は来るし一歩ずつ前に進んでいる

パニック発作が一生続くのかも⇒パニック発作が消える日が必ず来る

ずっと家から出れないのではないだろうか⇒家から必ず出れるので毎日一歩ずつ前進する

もう一生旅行には行けないのかな⇒私にはこれから楽しく旅行に行ける力が戻ってくる

 

など、マイナスな言葉を上手にプラスに置き換える、プラスの言葉を習慣にすることで身体はそれに反応し、それを叶えようとしますので。

 

まずはプラスな言葉に置き換えるクセをつけていきましょう。

 

終わりに

 

今回は言葉の持つ力、マイナスをプラスに変えることの大切さについてお話しましたが、いかがでしたか?

 

使う言葉の大切さ、普段からどのような言葉を使うべきか?というのは実際のカウンセリングでもよくお話しています。

 

言葉ひとつ変えるだけで体調が良くなったりメンタルが安定したり不安が解消される、ということは多々あることなんですね。

 

言葉の持つ力をうまく利用し、これからのパニック障害の完治改善に取り組んでいきましょう。

 

p.s  パニック障害改善への近道を知りたい人はいませんか?

 

パニック障害の完治・改善が進んでいくのは2通りあります。その2通りとは、

 

・パニック障害の完治・改善まで遠回りしていくか

・パニック障害の完治・改善まで近道をしていくか

 

というものです。

 

私も過去に数回パニック発作の経験がありますが、その後はパニック発作が起こることはなくピタリと終わりました。

 

それはなぜか?

 

パニック発作が起きたとき、そのときはすでにパニック発作を解消させていくスキル、パニック障害に陥らない知識、どのようなことをおこなっていけばパニック発作を解消できるのか?を知っていたからです。

 

そして、そのような知識はもちろんですが、パニック発作に至るまで数回のカウンセリングを受けていたから最悪の事態にならなかったとも言えるでしょう。

 

個人の力では限界があることでも、専門家が寄り添い一緒に歩んでいくことで解決・解消できることは多々あります。

 

パニック障害の完治・改善まで遠回りせず、望むゴールにたどり着く方法として最適なのがパニック障害の専門家によりカウンセリングと言えるでしょう。

 

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本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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