こんにちは。
パニック障害専門カウンセラーの三木ヒロシです。
ドキドキ、ざわざわする、異常と感じてしまうほどの心臓の鼓動である動悸。
パニック障害に陥った人で動悸を苦手とする人は多く、動悸によって不安感や怖さが膨らんでしまうことは多々あります。
今回は不安感や怖さを誘発する動悸の意味、そしてその対処についてお話していきましょう。
なぜ動悸は起こってしまうのか?
ほとんどの動悸は突然始まり、それは普段よりもドキドキ感が強く感じられ、
「なにか異常なことが身体の中で起こっているのではないか?」
「動悸が始まった・・・・とても不安になる」
というような心配をする人も多いのではないでしょうか。
動悸というのは普段の心拍よりも強く感じられる状態のことを指し、それは主に身体がなにかしら興奮状態になったときに起こります。
一般的には自律神経が乱れたときに起こると言われており、身体反応としての動悸と言えますね。
多くの人が心配してしまい嫌な感覚がする動悸ですが、起こってしまう原因というのは存在します。
先ほども述べましたが何かしらの要因により自律神経が乱れ、身体反応として動悸が起こりますので、それは例えば、
・なにかショックなことが起きたとき
・強い緊張状態にあるとき
・なにかしら勇気を持って行動する必要があるとき
・脅威が身辺に迫っているとき
など、上記のようなことが起きたときに動悸は始まります。
ですが、時に期外収縮などの不整脈によって起こる動悸もあり、これは心臓の動きによってもたらされるものです。
身体がなにかしら興奮状態になったとき、そして不整脈によってもたらされるもの、大きく分けるとこの2つによって動悸は始まります。
パニック障害は強い不安や過緊張の状態になりやすいため、それにより動悸が起こると言えるでしょう。
動悸に対処するにはどうすれば良いのか?
動悸というのはパニック発作の症状の1つとも言えるものであり、動悸により違う症状も引き起こされることがあります。
そのような動悸に対し、なにか対処する方法はあるのでしょうか?
動悸に対して大切な考えかたであり、重要なひとつの心持ちとしては、
動悸はただの心音であり、それ以上でもそれ以下でもない
と気づく、マインドセットすることが必要になります。
本当にシンプルに、とても単純に考えると、動悸は心臓の鼓動であり、心音のことですよね。
ドキドキする、胸が高鳴る、という状態になっているだけであり、それが原因となって倒れてしまうほどの不調をきたすことはありません。
病的な不整脈による動悸であれば吐き気や強い胸の痛み、意識消失などが起こります。
ですが、パニック発作による動悸は強いドキドキ感がともなうだけでなので、強く心配する必要もなくそれ以上でもそれ以下でもありません。
ですので、強い動悸が始まったときは、一呼吸して一旦冷静になり、
「いま心音が強くなっている、ただ胸が高鳴っているだけだ」
と客観的に自分を見る、そしてゆったりした呼吸をくり返すことで動悸は自然に収まっていきます。
すべてのパニック発作の状態に当てはまりますが、その症状に注視してしまう、その状態に集中してしまうとその症状は収まりづらくなってしまいます。
動悸であれば口から心臓が飛び出すのでは??と思うほど、心音は継続していってしまうんですね。
ですので、冷静に客観的にいまの自分の状態を顧みる、心音がいつもより強く感じているだけだ、と気づくことが動悸を暴れさせないひとつのポイントと言えるでしょう。
動悸は特別なものではないと理解する
先ほども言ったように、動悸というのは心臓の鼓動であり、心音です。
人間は生きている以上心臓は当たり前に働きますし動きます。
ですので、普段から「動悸はなにも特別なことではない」と頭の片隅に置いておくのが良いでしょう。
また、普段からゆったりした深く大きな呼吸を意識しておくのもおすすめです。
ゆったりした深い呼吸というのは感情や思考を落ち着かせる効果があり、自然と自律神経を整える働きがありますので。
動悸は特別なものではなく心音である、という考えかた。
そしてゆったりした深い呼吸を意識する。
この2つをセットして普段の生活を送ることが不安による動悸を寄せ付けないコツと言えますね。
終わりに
動悸もそうですし他のパニック発作にも言えることですが、それに集中しないことが大切です。
今回お話した内容を捉え、そのようなものだと理解し、日常を過ごすことが気持ちそのものを楽にしていきます。
頭で考えてもなかなか腑に落ちづらいので、ぜひ実践しながら日々を過ごしてみてくださいね。
p.s パニック障害改善への近道を知りたい人はいませんか?
パニック障害の完治・改善が進んでいくのは2通りあります。その2通りとは、
・パニック障害の完治・改善まで遠回りしていくか
・パニック障害の完治・改善まで近道をしていくか
というものです。
私も過去に数回パニック発作の経験がありますが、その後はパニック発作が起こることはなくピタリと終わりました。
それはなぜか?
パニック発作が起きたとき、そのときはすでにパニック発作を解消させていくスキル、パニック障害に陥らない知識、どのようなことをおこなっていけばパニック発作を解消できるのか?を知っていたからです。
そして、そのような知識はもちろんですが、パニック発作に至るまで数回のカウンセリングを受けていたから最悪の事態にならなかったとも言えるでしょう。
個人の力では限界があることでも、専門家が寄り添い一緒に歩んでいくことで解決・解消できることは多々あります。
パニック障害の完治・改善まで遠回りせず、望むゴールにたどり着く方法として最適なのがパニック障害の専門家によりカウンセリングと言えるでしょう。
パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシのカウンセリングは下記のリンクからお申込みが可能です。
リアル対面でのカウンセリングからオンライン、電話カウンセリング、メール相談など状況や状態に合わせてお選びいただけます。
カウンセリングの詳細につきましては下記リンクからご覧ください。
↓↓↓↓↓↓
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
コメントを残す