こんにちは。
パニック障害専門カウンセラーの三木ヒロシです。
「パニック障害という心の病とは一生付き合っていくことになる」
ということを見聞きすることがありますが、そんなことはありません。
完治改善への適切な道のりを知り、それに沿った歩きかたをし、そして最も大切であり重要な、
「マインド(心持ち)」
をセットすることでスルスルと完治改善へ向かっていくものです。
今回は、パニック障害の完治・改善には必須でありとても重要な要素となる「マインド」についてお話していきましょう。
目次
パニック障害の完治・改善に必要となるマインドとはなにか?
パニック障害の完治・改善に向かうため、適切な方向や歩きかたといった指針も必要ですが、それよりも重要なものは、
「完治・改善を成功させるためのマインド」
です。
“マインド”と一言でいっても抽象的ですね。
マインドとは、いわば「心の中に刻む絶対的な道標であり信念」というものです。
このマインドをセットできるか否か?によってパニック障害完治・改善までのスピードや流れ、タイミングなどがかなり変わってしまいます。
パニック障害の完治・改善を目指すものの、人によってはこの「マインド」をセットできずにかなりの時間がかかってしまったり、場合によっては完治・改善を投げ出してしまうことさえあります。
それほど重要となる「マインド」ですが、ではいったい、その「マインド」とは何か?
それは、
“どんなことがあっても諦めない”
という気概であり意気込みのことなんですね。
パニック障害の完治・改善への道を歩んでいくと、どうしても乗り越えられないと感じたり、すべてが嫌になってしまい投げ出してしまいたくなるときがあります。
そのようなとき、最初は諦めないという気持ちを持ち勇敢に進んでいったのですが、乗り越えるべき壁が多くなってくると息切れしてしまい、歩けなくなってしまうんですね。
パニック障害の完治・改善への道は平坦ではなく険しい上り坂であったりいばらの道であったりと、様々な現象に進むのを拒まれます。
しかし、それでもどのようなことがあっても「諦めない」という決意、覚悟、意識を持ってすれば必ず道は開かれます。
ですが、パニック障害の完治・改善までたどり着かない人はおおよそ7割くらい進めているところで心が折れてしまいます。
あともう3割進むことができず、そこで諦めてしまうんですね。
これは非常にもったいないことであり、あと少し、もう少しのところで歩くのをやめてしまった人をこれまで多く見てきました。
「諦めない」マインドを継続させるコツ
多くの人はなにか目標を設定し、そこにたどり着くため最初は頑張ることができます。
しかし、最初に意気込んでしまい過ぎて途中で息切れすることは多々あります。
何事もそうですが、パニック障害の完治・改善においても重要なことは継続です。
諦めないというマインドをセットし、なおかつ継続し続けていくことでたどり着きたいゴールへ到着することができるんですね。
マインドを継続させるのはとても難しい、どうしても途中で心折れてしまう、という人は心折れずどのように継続させていけばいいのか?ちょっとしたコツを述べていきましょう。
焦らずゆっくりのペースを守る
パニック障害はつらく苦しく自由を奪われますので、一刻も早く完治・改善にたどり着きたいと考える人は多いものです。
ですが、最初に設定するペースが重要であり、最初から飛ばしてしまうと息が切れるのも早くなり継続そのものができません。
大切なことは焦る気持ちを抑えつつ、ゆっくりしたペースを守る、ということです。
ダッシュで走るのではなく、ゆったりとした散歩のようなペースで「諦めない」マインドを持ちながら完治・改善に向かい歩いていくことで継続は比較的容易になります。
周りの声に耳を傾けない
パニック障害に陥ってしまうと場合によっては家族や友達、知り合いから、
「気の持ちようだから頑張って!」
「いつ電車に乗れるようになるの?」
「病気はわかるけど、早く働いてほしい」
というような、傷ついたりつらくなってしまうメッセージを受けることがあります。
パニック障害に陥る人は元々頑張り屋さんであったり真面目に取り組む人ですので、そのようなメッセージを受けるとできない自分がもどかしく、自分を責めてしまいます。
パニック障害になったことのない周りの人は、パニック障害になった人の気持ちがわかりません。
パニック障害は到底頭で理解できるものではなく、その状態になった人にしかわからないものです。
多くは心配だから、応援したいから、頑張ってほしいから、という理由でメッセージを投げかけてきますが、そのような声に耳を傾ける必要はありません。
周りの声に惑わされてしまうとせっかくの意欲や気持ちが削がれてしまい、気力自体が無くなってしまう可能性があります。
周りの人の声は話半分で聞き流し、自分のペースとマインド、継続を崩さないことが大切です。
道のりは長いと意識しておく
ゴールが見えているのであればダッシュで向かうことも問題ありませんが、パニック障害の完治・改善の道のりは遠いことがほとんどです。
人によっては短期間で完治・改善にたどり着く場合もありますが、それは稀な例と言えるでしょう。
多くはパニック障害が発症するに至るまで蓄積された心的ストレス、溜め込んだ年月が長ければ長いほど完治・改善までの道のりは遠くなります。
もしかしたら短期での解決も可能かもしれませんが、あえて「道のりは遠い」と意識しておくことで進むペースも守られ、結果的にゴールへ早くたどり着きます。
「道のりは長い」と思うと気持ちが沈んでしまうかもしれません。
ですが、それは溜め込んだストレスをいかに手放せるか?いかに自分を変化させることができるか?によって早くも遅くもなりますので。
気持ちを沈ませることなく、淡々と道のりを歩んでいきましょう。
終わりに
今回はパニック障害完治・改善に必要な「諦めない」というマインドについてお話をしてきました。
たとえ「諦めない」というマインドを持ったとしても、そこに「継続」が加わらない限り、志半ばで折れてしまう可能性は高くなります。
ぜひ「諦めない」というマインドと継続はセットとして考え、淡々とパニック障害の完治・改善への道を歩んでいきましょう。
p.s パニック障害改善への近道を知りたい人はいませんか?
パニック障害の完治・改善が進んでいくのは2通りあります。その2通りとは、
・パニック障害の完治・改善まで遠回りしていくか
・パニック障害の完治・改善まで近道をしていくか
というものです。
私も過去に数回パニック発作の経験がありますが、その後はパニック発作が起こることはなくピタリと終わりました。
それはなぜか?
パニック発作が起きたとき、そのときはすでにパニック発作を解消させていくスキル、パニック障害に陥らない知識、どのようなことをおこなっていけばパニック発作を解消できるのか?を知っていたからです。
そして、そのような知識はもちろんですが、パニック発作に至るまで数回のカウンセリングを受けていたから最悪の事態にならなかったとも言えるでしょう。
個人の力では限界があることでも、専門家が寄り添い一緒に歩んでいくことで解決・解消できることは多々あります。
パニック障害の完治・改善まで遠回りせず、望むゴールにたどり着く方法として最適なのがパニック障害の専門家によりカウンセリングと言えるでしょう。
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本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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