パニック発作の隠された真実を専門家の視点で解説します。

 

こんにちは。

パニック障害専門カウンセラーの三木ヒロシです。

 

いつ起こるかわからず常に不安や心配、怖さなどが付きまとうパニック発作。

 

起こりそうな予感や前兆がある場合もありますが、それでも実際そのような感覚になったらハラハラして気分も滅入りますよね。

 

そんな状態が日々過ごす中で湧き上がってくるのですから、心の底からウンザリすることもあるでしょう。

 

そんな、忌み嫌われできれば関わりたくないパニック発作ですが、もし、

 

パニック発作は敵ではなく、あなたの身を守る役目を果たしている

 

といったら驚くでしょうか?

 

今回は、そんな驚くべきパニック発作の実態についてお話していこうと思います。

 

パニック発作はアラームの役割をしている?

 

さて、「あれほど苦しくツラく打ちのめされるパニック発作が敵ではないなんて嘘だ!」

 

という意見もあるかと思います。

 

私も過去、パニック障害やパニック発作そのものが敵であり敵として倒すイメージを持っていました。

 

ですが、本当の敵はパニック発作ではなく、

 

“心の中を蝕んでいたなにか”

 

だということがわかりました。蝕んでいたものを解消する、取り除いた結果、パニック障害、パニック発作は離れていきます。

 

もちろん心の中を蝕んでいたなにかというのは人それぞれであり、簡単に取り除けるものではありません。

 

ですが、勇気を持ってそれらを取り除く、解消させたからこそパニック障害から解放され自由を取り戻せたと言えるでしょう。

 

パニック発作の実態として、実は心の中を蝕んでいたなにかが心のキャパシティーを超えたとき、それをお知らせする機能、アラームとしてパニック発作があります。

 

『それ以上無理をすると心が壊れる』ということをあなたに知らせるために、パニック発作は顔を出します。

 

心の中を蝕むものとはなにか?

 

「心を蝕むもの」と聞いて、なにか病的なものを思い起こすでしょうか。

 

ですが、これはなにも病的なものではなく、形は違えど多くの人の心に巣くっている

 

ストレス

 

のことなんですね。

 

心を蝕んでいる、ストレスになっているものの一例として、

 

・他人の言葉や行動に対してNOを言えない

・他人からのお願いを断りきれず抱え込む

・常になにかしら我慢をして胸にしまっている

・本心を言えず違うことを言ってしまう

・気の合わない人から離れることができない

・嫌いな人の言葉に感情を揺さぶられる

・自分一人が我慢すれば丸く収まるという考え

・パワハラ、セクハラ、モラハラを受けているが耐えている

・自分の気持ちではなく他人の気持ちを優先する

・何気ない他人の言葉で傷つきやすい

・会社や家で疎外感を感じている

・気がついたらいつも他人の尻ぬぐいをしている

 

などがあげられます。

 

上記はほんの一例ですが、なにかしらの刺激を受けたとき、あなたの心が苦しくなったりツラい気持ちになるのであれば、それは十分にストレスだと言えるでしょう。

 

このようなストレスをいかに解消していくか、ストレスを受ける環境や場所、人からいかに離れるか、ということに真剣に取り組んだとき、パニック発作は役目を終えあなたから離れていきます。

 

ストレスを解消するのに必要なこと

 

ここまで、パニック発作は敵ではなくアラームの役割をしており、心の中を蝕んでいるストレスを消すことでパニック発作が離れていくとお話してきました。

 

ストレスを無くす、ストレスの環境から離れるというのは頭ではわかっていても、現実的になかなか難しいと感じる人もいるでしょう。

 

現時点で100%はできなくても、ちょっとだけ工夫をする、見方を変えることで打開策は浮かび上がってきます。

 

では、どのような工夫をすればいいのか?そしてどのような見方でいればいいのか?いくつか例をあげていきましょう。

 

ちょっとずつ始めてみる

 

いくら嫌いな人がいたり嫌な環境に身を置いていたとしても、それぞれの関係性もあるし立場もあるのですべてをいきなり変えることは難しいと思います。

 

これは様々なことに当てはまるのですが、いきなりすべて変えるのではなく少しずつ、ちょっとずつ変えていく、離れていく、ということを実施してみるのが良いでしょう。

 

他人からの依頼を断りにくいのであれば、5回に1回は断るクセをつける。

 

苦手な人がいれば会話を最小限に抑え、できるだけ離れる工夫をする。

 

他人の気持ちを優先しモヤモヤしていたのであれば、数回に1回は自分の気持ちを優先する練習をする、などできることはあります。

 

できることからできる範囲でやってみる、まずはなにかしら工夫して実践してみるのが良いでしょう。

 

ストレス解消の武器を持つ

 

ストレスの溜まりやすさ、溜まりにくさ、というのは個人差がありますので一概に言えませんが、そのような状態であれ、あなたなりのストレス解消を持つと良いでしょう。

 

ストレス解消は、できるだけ感情が解放されるもの、うっぷんが晴れ気持ちが楽になるものをオススメします。

 

例えばですが、カラオケでたくさん大きな声で歌う。バッティングセンターで思い切りバットを振る、新聞や薄めの雑誌をビリビリに破く、などでも良いでしょう。

 

ストレス解消は胸の内側に溜まっているものを思い切り吐き出すような感覚でおこない、気分が晴れやかになれるものが望ましいですね。

 

人によってはもくもくと趣味に没頭する、掃除や洗濯をする、好きな映画を観る、といったことでも解消できますので、これはと思うものをぜひ実践してみてくださいね。

 

定期的に専門家のカウンセリングを受ける

 

定期的に専門家のカウンセリングを受け、感情を解放したりアドバイスをもらうのも良いでしょう。

 

できれば私のようなパニック障害、パニック発作の専門家が望ましく、様々な知識を有しているので話が通りやすく、パニック発作が離れていくために最短での支援をします。

 

また、心というのは複雑であり自分ではわからないこと、見えない部分などがありますので、専門家の視点であれば問題個所を見つけて対処することが可能です。

 

時にはそのような心理カウンセラー、専門家に頼り、ストレス原因を根本から取り除くことも大切です。

 

終わりに

 

パニック発作は敵ではなく、むしろあなたを守る存在でありアラームの役目をしている、というのは私なりの持論となります。

 

ですが、やはりパニック発作は苦しくてツラいものですので、心を蝕んでいる様々なストレスを一刻も早く切り離し解消させることがパニック発作の解消には必要です。

 

あなた自身を大切にする、あなたの気持ちを優先することがパニック発作を寄せ付けないことに繋がりますので、ぜひあなたなりのストレス解消をすすめてみてくださいね。

 

p.s p.s パニック障害改善への近道を知りたい人はいませんか?

 

パニック障害の完治・改善が進んでいくのは2通りあります。その2通りとは、

 

・パニック障害の完治・改善まで遠回りしていくか

・パニック障害の完治・改善まで近道をしていくか

 

というものです。

 

私も過去に数回パニック発作の経験がありますが、その後はパニック発作が起こることはなくピタリと終わりました。

 

それはなぜか?

 

パニック発作が起きたとき、そのときはすでにパニック発作を解消させていくスキル、パニック障害に陥らない知識、どのようなことをおこなっていけばパニック発作を解消できるのか?を知っていたからです。

 

そして、そのような知識はもちろんですが、パニック発作に至るまで数回のカウンセリングを受けていたから最悪の事態にならなかったとも言えるでしょう。

 

個人の力では限界があることでも、専門家が寄り添い一緒に歩んでいくことで解決・解消できることは多々あります。

 

パニック障害の完治・改善まで遠回りせず、望むゴールにたどり着く方法として最適なのがパニック障害の専門家によりカウンセリングと言えるでしょう。

 

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本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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